成功する人生

自分の人生の記録に書いてるので、興味があれば見てください。

まあまあ波瀾万丈な人生 6

    寮生活

 

 

    高校時代の寮は、結構、上下関係が厳しくて、12畳の部屋に、一年、二年、三年と三学年が一人ずつで住んでいました。そして、一年生は、入り口の前の三畳、二年生はその横の三畳、三年生は、奥の六畳を使うようになっていて、一年生の時は、先輩が入ってきたら、立ってあいさつすることになっていました。そして、規律訓練といって、寮の一年生担当の先生に連れていかれて、ランニングさせられたり、大きな声であいさつの練習をさせられたり、誰かの声が小さいと連帯責任で全員が走らされたりしました。夜には、点呼といって、全員がローカにならばされて、番号を数え、人数がたりないと、どこにいるのかとか問題になりました。なんか、えらいところに来てしまったなと思いました。

 

      同じ部屋の三年生の先輩は、優しい人で、すごい可愛がって貰えたのですが、一つだけ問題があって、この先輩、軽音楽部で、寝る時に、必ずヘビメタを全開に掛けながら寝ます、何であんなにうるさいのに寝れるのか、今だに理解できませんが、すごいうるさくて、二年生の先輩と私は、全然寝れません、そして、三年生の先輩が、寝るとイビキをかき出すので、それを見計らって、私がコンポを止めに行くのですが、たまに、気付かれて止めるなと怒られます、本当にあれには参りました。

 

    あと、私は、六階建ての寮の五階に住んでいたのですが、何故か、六階建てなのに、五階までしか使っていなくて不思議に思っていたのですが、六階のある部屋の生徒が、昔、ガソリンをかぶって押入れに火を付けて焼身自殺したそうです、そして、その後に、その部屋に入った生徒が、訳わからんことを叫びながら、飛び降りて死んだそうで、それ以来、六階は、使われていなくて、霊の研究してる人が住んでいました。

    一年生の時、三年生に見にいけと言われ、一年生何人かで、ベランダから、その部屋をのぞきにいきましたが、部屋に砂が敷いてあって、四方にお札が貼っていました、ホンマに気持ち悪くて、ダッシュで逃げてきました。その部屋の下の部屋は、自習室になっていて、天井に赤いシミみたいな跡があって、こんなとこで、勉強なんかできるかって思ってましたが、平気な友達は使ってました、霊感の強い人は、六階の部屋の前にいったら、風が吹いて来たとか言ってましたが、私は、霊感がないのでわかりません。ただ、めちゃくちゃ気持ち悪いかんじがしました。

 

     寮対抗のラグビー大会もありました。

    各階ごとの5チームと、野球部と柔道部の7チームで年に一回ありました。私のチームは、結構、真剣で日曜日とかに集まって練習していました、そして、大会が始まると、順調に勝ち上がって優勝する事ができました、私の高校は、野球と、柔道の超名門高で全国大会の常連で、全国から選ばれたような選手ばかりなので、普通なら、一般の生徒が勝てるような相手ではないです、身体能力も全然違います。

    しかし、彼等は、遊びでやっていたし、一般の生徒を見下していたので、スクラム組んでると、下から殴ってくるし、反則ばかりで、練習もしてないから、個人の身体能力は無茶苦茶高かったのですが、チームは、バラバラでした。

私達は、何カ月も前から練習して、チームワークも良かったので勝てたのだと思います。

 

    寮生活は、毎日が修学旅行みたいで楽しかったですが、私は、オナ猿で中途半端野郎でした。つづく